アポクリン汗腺とワキガ

アポクリン汗腺は、ワキ、耳の中、乳首、ヘソの周辺、
陰部などの体毛の濃い特定の部位のみに存在します。

 

大きさは、エクリン汗腺の約10倍ほどの大きさが
ありますので、別名、大汗腺とも呼ばれています。

 

エクリン汗腺よりも皮膚の深い場所に存在しており、
その開口部は毛穴につながっています。
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手書きです。下手ですが大目に見てください(笑)

アポクリン汗腺から出る分泌物は、アポクリン汗と呼ばれており、
その成分は、脂肪やタンパク質、鉄分、色素などを含んでいて、
乳白色で少し粘り気があるのが特徴です。

 

エクリン汗腺から出る分泌物は体温調節が主な役目でしたが、
アポクリン汗腺から出る分泌物は、フェロモンとしての役割があるのではないかと
考えられています。

 

汗腺が限られた部分にだけ存在している事や、
性的な興奮などでも分泌が促されるので、そのように考えられていますが、
実際にはよく分かっていないようです。

 

ほとんどの動物には繁殖期という時期があり、
そうした時期になると、異性を求めて子孫を残す行動を起こします。
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そのためには特殊な臭いを持つフェロモンを出して、
積極的に異性にアピールする必要があります。

 

もちろん人間も動物の一種ですから、
大昔にはこうした習性を持っていたと推測できます。

 

その時には、アポクリン汗腺からの分泌物は
異性を惹きつけるフェロモンの役割を持っていたと考えられますが、
文明が発達し、特定の繁殖期というものを持たなくなった人間には、
アポクリン汗腺の存在意義は薄れてきているといえるでしょう。

 

また、人間の場合のアポクリン汗は、性的な興奮だけでなく、
強いストレスや緊張状態に置かれた場合でも分泌されますので、
知能の発達によってアポクリン汗腺の役割が変わってきているのかもしれません。

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