多汗症とプラシーボ効果

よく「病は気から」と言われますが、
それと似たような言葉に、「プラシーボ効果」というものがあります。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、プラシーボ効果とは、
例えば、薬として全く効果の無い、薬効としての成分が全く含まれていない偽の薬を
頭痛に良く効きますよ
と言って飲ませると、本当に頭痛が和らぐといった効果がある事を指します。
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また、それとは逆に、何でもない偽薬を、
腹痛などの副作用の危険性があるかもしれないので慎重に飲んでください
と注意してから飲ませると、本当に胃腸の不調を訴えたりする事もあります。

 

このように人間の心と体は複雑に密接に関連しています。

 

これは多汗症の場合にも当てはまります。

 

そんなに汗が出ているわけではないのに、
友人や恋人から手汗の事をちょっと指摘されただけで、
それが気になってしまい、本当に多汗症になってしまったり、
そんなに臭うわけでもないのに、ワキガや足の臭いを異常に気にし過ぎて、
臭うかもしれない症候群」に陥っている人もいます。
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特に日本人の場合は、精神的な緊張やストレスから
多汗症になってしまうというケースが非常に多いと言えます。

 

日本における多汗症やワキガ体質の人は、
全体の約10%ほどと言われていて、少数派に属しています。

 

ですので、私たちは普段の生活では、それほど他人の汗や臭いなどを
感じることはありません。

 

しかしその分、そうした汗や臭いの場面に遭遇すると、
過敏に反応してしまう事もあります。

 

また、多汗症やワキガに対して正しい知識を持っている人は
ほとんどいないといえるので、
多汗症・ワキガは、不潔なもの、手入れを怠っているから臭くなる
といった間違った認識をしている人が多いです。

 

他人に間違った認識を改めさせる事は非常に困難なので、
せめて自分だけでも正しい情報を得て、正しく対処したいですね。

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