病院での汗の治療法—自律訓練法、呼吸法

多汗症の治療方法として、自分でリラックス状態を
作り出す方法を病院で教えてもらうこともあります。

 

この方法をマスターすれば、ある程度汗を軽減させる事ができます。

 

自律訓練法

自律訓練法とは、手に汗をかくような緊張場面、ストレス場面で
「汗をかいてはいけない」
と抑圧的な反応を示すのではなく、
その逆のリラックスするような反応を引き起こす事で、
緊張状態を制止させようとする方法です。

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そのリラックスした状態をつくる科学的な方法が、
自律訓練法という名前で呼ばれていて、
これは多汗症だけではなく、不眠症などでも利用されています。

 

自己催眠法から発展したもので、現在ではさまざまな方法が開発されています。

 

呼吸法

体内で起こっている自律神経系の働きは、
自分の意思でコントロールする事はできません。

 

例えば、血液の流れや体温調節、食物の消化吸収などは
自分で止めたり速めたりすることはできません。

 

しかし唯一、呼吸だけは自分の意思で自由自在に早くしたり遅くしたりできます。

 

つまり、呼吸をコントロールする事で、間接的に自律神経に働きかけ、
臓器の働きをコントロールする事が可能となります。

 

例えば、呼吸を速くして、空気を激しく出し入れすれば、
心臓の鼓動も速くなり、それによって血圧を上げる事ができます。

 

逆に、ゆっくりと深呼吸を繰り返せば、心臓の鼓動は遅くなり、
血圧も下がり、筋肉の緊張も解けて全身をリラックス状態にする事ができます。 

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ゆっくりと深く呼吸をしている時は、
脳波はリラックスした状態の時にみられるα波(アルファ波)になります。

 

そして、もっと安静状態を続けていけば、
脳波はθ波(シータ波)になって、ウトウトした催眠状態になります。

 

先に紹介した自律訓練法で効果的なリラックス状態を得るには、
脳波もα波になるような呼吸法をマスターするとより効果が高まります。

 

1日数回、意識的にこうした呼吸法を試みるだけでも
汗をある程度抑えることができるでしょう。

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