手掌多汗症は、ストレス、緊張、トラウマなどによる心の問題

手のひらや足の裏からでる大量の汗は、
エクリン汗腺の数が人並み以上に多いとか、
温度に敏感に反応しやすいなどの問題ではなく、
心の問題が大部分を占めています。

 

ですので、生まれながらにして手掌多汗症の症状を患っている人はいません。
そして体質的に親から遺伝する事もありません。

 

もしも、親が手掌多汗症で悩んでいて、子供も同様に手掌多汗症であるならば、
それは体質的な部分ではなく、性格的な部分が遺伝した事によって
それが同じように、手掌多汗として表われているだけです。

 

こうした症状に悩んでいる人の多くは、
過去に多汗になってしまうきっかけトラウマとなる出来事を経験しています。

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例えば、仕事のプレゼンテーションで緊張し過ぎて失敗したとか、
好きな人と手を握って嫌な顔をされたとか、
ノートが濡れているのを友人に見られて、からかわれたとか、
そういった汗に関する嫌な思い出です。

 

こうした出来事を契機にして、
また汗をかいてしまうかもしれない
という予期不安を潜在意識の中にもってしまうと、
本人が意識するしないに関わらず、似たような状況、環境に出くわすと
脳の中では、過去のトラウマの状況を思い出し、
その時と同じような緊張状態を作り出してしまい、
手掌多汗のような精神性発汗を促進する事になります。

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実際に汗をかく場面に置かれる前から、このような不安を持ってしまうと、
対人関係にも悪影響を及ぼし、対人恐怖症のような症状を併発する場合もあります。

 

潜在意識に根付いている予期不安は、
抑えよう」「無くそう」と意識すればするほど、ますます強くなってしまいます。

 

夜眠れない時に、眠ろうと努力すればするほど、
ますます眠れなくなるのと一緒ですね。

手掌多汗症には
心の問題ですので、本来なら、「汗くらいかいても問題ない」と開き直り、汗以外の別のものに意識を向けさせる事が、手汗を抑える一番のポイントになります。

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