汗を必要としない快適社会と必要以上に汗をかいてしまうストレス社会とのギャップ

暑くなった時に体温を下げる為に出る汗は、
体にとっては必要な機能ですので、
ある程度の汗の量は仕方ないとも言えます。

 

しかし、快適な温度の室内にいるにも関わらず、
緊張やストレスなどでかいてしまう汗は、精神性発汗と呼ばれていて、
あまりにも多く出てしまうと、日常生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。

 

主に手のひら、脇、顔、足の裏などから出ますが、多汗症の人になると、
こうした部位から滴り落ちるほどの量の汗をかく事になります。

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このような精神性発汗も、ある程度の量なら、
当然人間にとっては必要な汗と言えます。

 

人間は太古の昔、まだ樹上生活をしていた頃には、
木に登るために、手のひらの汗や足の裏の汗は、
木をしっかり握り締める為の滑り止めの役割を果たし、
適度の汗が出ているお陰で、木に登れていました。

 

現代社会でもそうです。手のひらから汗が出ているお陰で、
鉛筆やボールペンを滑ることなく、握る事ができていますし、
本もページをめくれますし、車の運転でもハンドルをきちんと回すことができます。

 

しかし、社会が進化するにつれて、生活スタイルが徐々に変わっていき、
より快適な生活を送れるようになった為に、汗の役割が減少していき、
中には、多少の汗でもそれが生活に邪魔になる場面も多くなってきています。

 

例えば、パソコンやスマホ、携帯などの指先の動きだけが中心の生活の場合は、
手のひらからの大量の汗は、不都合以外の何者でもありません。

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また大昔なら、脇からの汗も、性的に興奮した時にその臭いを異性へ伝える
サインとしての意味がありましたが、
現代社会では脇からの汗にはそうした役割は全くなくなってきており、
逆に邪魔になっているとも言えます。

 

今の整備された社会では、汗というのは不都合な事ばかりになっています。

 

にもかかわらず、ストレス社会で緊張を強いられる現代人は、
精神性発汗で大量の汗をかく人が増えています。 

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汗を必要としない生活スタイルにも関わらず、
必要以上に汗をかく人が増えているという現実があります。

 

このような精神性発汗の特徴のひとつに、
汗を止めようとすると余計に出てしまう事が挙げられます。

こうした精神面の多汗症を抑えるには、
気にしないこと、開き直ることが一番のポイントと言えますが、
その人の性格的な面もあるので、自分にあった改善方法が求められます。

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