多汗症と体型—痩せ型と肥満型ではどちらが汗をかきやすいのか?

一般的には、太っている人の方がたくさん汗をかいて、
痩せている人はあまり汗をかかない印象がありますが、
実際はどうなんでしょうか?

 

体型というのは、汗の出る量と大きく関係しています。

 

肥満型の人は、皮下脂肪が断熱材のような働きをする為に、
熱の出入りがしづらく、体内に熱がこもりやすくなります。

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このため、運動をしたり、食事をとったりして、体内で熱が作られた時には、
その熱の体外への放出が妨げられて、熱が閉じ込められることになります。

 

そうした場合には、より多くの汗を放出させる事で体温を下げる必要があります。

 

肥満型の人がちょっと動いただけでも、汗が出てしまうのは、
こうした要因によるものです。

 

しかし、別の状況に置かれた時には、逆に痩せ型の人の方が汗をかく場合もあります。

 

どういう状況の時かというと、
体を動かしていない安静のまま、外気温が高くなった場合などは、
肥満型の人よりも、むしろ痩せ型の人の方が多くの汗をかくこともあります。

 

なぜかというと、肥満型の人は皮下脂肪が厚い為に、
外気の熱が体内に入ることを防いでくれますが、
痩せ型の人は皮下脂肪が薄い為に、
外気の熱がすぐに体内に入ってしまうからです。 

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寒い状況の時を考えれば分かりやすいですね。
肥満型の人は寒い場所にいても、皮下脂肪が断熱材の役割を果たしているので、
外気の寒さが体内に入ってこないので、寒さには強くなる傾向にありますが、
痩せ型の人は寒い場所にいると、皮下脂肪が薄い為に、
外気の寒さが体内に入りやすく、すぐに冷えてしまいます。

 

それと同じ原理が暑い場所でもいえるわけです。

 

肥満型の人は暑い場所にいても、皮下脂肪が断熱材の役割をはたしているので、
外気の熱さが体内に入ってこないので、体温が上がりにくく、
痩せ型の人は暑い場所にいると、皮下脂肪が薄い為に、
外気の暑さが体内に入りやすく、
すぐに体温が上昇してしまうという事です。

 

しかし、肥満型の人は、一旦体内に熱が入ってしまうと、
今度はそれが逃げられなくなるので、長時間暑い場所にいると、
やはり大量の汗をかくことになります。

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