腋窩多汗—精神性発汗型の治療について

腋窩(えきか)多汗は、精神的な緊張やストレスによって
引き起こされる場合もあります。

 

以前、某テレビ局の女性アナウンサーが大量のワキ汗を出しているのを見て、
視聴者が不快だとクレームの電話をした事が話題になっていましたが、
これは、まさに精神性発汗による腋窩多汗です。

 

精神性発汗型多汗の治療

ワキガの心配をしていない患者さんの治療は、
通常は精神療法から始めるのが一般的です。

 

しかし、次のようなケースは手術を適用する事もあります。

  • 精神療法が効かなかった人
  • 精神療法を行う時間的な余裕がない人
  • ボトックス療法が効かなかった人
  • ワキガ型多汗と精神性発汗型多汗の両方の症状が出ている人
  • 手術によってある程度でも汗が減れば、その事実によって自信が得られるであろう人

上記に当てはまる患者さんは、手術する場合もあります。

 

精神療法はすぐに効果が現われるとは限りませんし、
人それぞれの性格によって効果が得られたり得られなかったりします。

 

もしかしたら期待したほどの効果が得られず、
かえって自信をなくしてしまうことになりかねません。

 

また、患者さんの中には時間的余裕もなく、
すぐに治して欲しいと要望される人もいるでしょう。

 

こうした場合は、外科的手術を選択する価値があります。

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ただし、精神性発汗での手術の場合は、
原因となっているエクリン汗腺を100%全て取り除く事は難しく、
また、実際の効果も個人差が大きいといわれています。

 

なぜなら、精神性発汗による多汗症では、その名の通り精神面の影響が強く、
心の変化が起きないと汗も抑えることが難しいからです。

 

仮に手術を受ける場合には、このような可能性について、
医師から十分に説明を受けていなければいけません。


もし説明が不十分なままで手術を受けて、その後の効果に失望し、
それをきっかけにして、更に多汗症の度合いが強くなってしまうことも
ありますので注意が必要です。

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