発汗が起こるまでの体内での情報伝達の仕組み

人間の体の中で最も盛んに代謝が行われている部分は脳細胞です。
もちろん外気温のちょっとした変化にも敏感に反応します。

 

そして、体温調節を司っているのは、脳の中の視床下部という部分であり、
脳細胞が一番活動しやすい37℃弱を目安にして調整を行っています。

 

そして、その体温調整の役目を担っているが汗です。
つまり、視床下部からの命令によって、発汗量を常に調節しているというわけです。

 

具体的な発汗が起こるまでの体内での情報伝達の仕組みとしては、
まず、気温が上昇して皮膚温度が上がると、
皮膚上に存在している温度受容器がその変化を検知することになります。

 

そして、その情報は知覚神経を通じて
視床下部の体温調節中枢に伝達されていきます。

 

情報を受け取った視床下部は、
体温を下げる為に発汗を促す命令を出す事になります。

 

その命令は視床下部から脊髄を下り、交感神経を通っていきます。

 

そして、交感神経の末端まで到達すると、
神経伝達物質であるアセチルコリンという物質が放出されて、
それがエクリン汗腺の細胞にあるレセプターと結合する事によって
発汗活動が促されます。

 

こうして汗が皮膚表面に出てきて、
それが自然に蒸発する事で気化熱を皮膚から奪い、
体温を下げてくれるようになります。
sweatfigure

 

 

 

 

 

 

 

全体的な流れでいうと、

[外気温上昇]

↓情報

[温度受容器が検知]

↓情報

[知覚神経]

↓情報

[視床下部]

↓命令

[脊髄]

↓命令

[交感神経]

↓アセチルコリン放出

[エクリン汗腺の発汗活動]
という流れになります。

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