多汗症の本当の原因が自律神経失調症などの別の病気である可能性も

多汗症は、大量の汗をかく、という見た目にも
分かりやすい症状ですので、外気温の変化やストレス、
緊張などの直接的な原因を考えてしまいがちです。

 

しかし、以前はそれほど汗をかく体質ではなかったのに
年齢を重ねる毎に、汗をかくようになっている場合、
何か別の体の変調・病気などが関係してるかもしれません。

 

例えば女性の場合、更年期による多汗症は多くみられます。

 

女性ホルモンのエストロゲンやプロゲストロンには、
汗腺を調節する機能が含まれています。

 

しかし、更年期になってくると、これら女性ホルモンの分泌量が減少し、
ホルモンバランスも乱れてきます。

 

その結果、体温調節機能が低下してうまく働かず、
発汗の調節が効かずに多汗症の症状が現われてくる事もあります。

 

そして、イライラなどの不安定な精神状態になりやすい更年期は、
精神性発汗が起こりやすい状態でもあるので、ちょっとした緊張やストレスで
汗が大量に出てくる事もあります。
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また、糖尿病を患っている人が急に大量の汗をかいてる場合は、
低血糖状態になってることも考えられますので、
この場合は、即座に糖分の補給をする必要があります。

 

脳卒中の後遺症を残している方は、
発汗調節機能も障害を受けている可能性がありますので、
その場合は部分的な発汗が多く出ます。

 

そして、肥満体質の高齢者は、心機能に負担がかかり過ぎると、
ちょっとした運動でも大量の汗をかく事があります。

 

この場合、心機能が低下していることも考えられるので、
心電図や血圧などの検査をする必要があるかもしれません。

 

また、老年期に入ってくると、
様々な不安から自律神経失調症のような症状も見られるようになり、
それにより発汗異常がみられる事もあります。
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この場合は、食欲不振、睡眠障害、便秘、下痢などの別の症状が出ていないか
確かめた方が良いでしょう。

 

通常、高齢者になってくると、体の代謝が低下してきますので、
汗の量は減少するのが一般的な傾向です。

 

しかし、逆に汗がたくさん出る場合には、
上記のような何か別の疾患を抱えている可能性もあります。

 

このような場合は、多汗症の症状は副次的に表われているだけですので、
病院へ行って適切な治療を行うことが必要です。

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