臭いを抑えるのに複数のデオドラント剤を重ね塗りする事は逆効果?

春から夏にかけて暖かくなってくると、
テレビではデオドラント剤や制汗剤のCMが頻繁に流れてきます。

 

また、薬局だけではなくコンビニでも、
さまざまな種類のデオドラント剤が陳列されていて
何を選んだら良いのか悩んでしまいますね。

 

デオドラント剤の役割は、
臭いの発生源である汗を抑えたり、雑菌を抑える事です。

 

汗を抑える為には、クロルヒドロキシアルミニウム、
パラフェノールスルホン酸亜鉛、といった金属塩が使われている商品が多いです。

 

これらは、汗に中に含まれているタンパク質と化学反応を起こして
凝固物をつくり、汗腺の出口をふさぐ事で汗を抑えるようにしています。

 

また、雑菌を抑える為には、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルフェノール、
などの殺菌作用のある成分が商品の中に使われています。

 

デオドラント剤は医薬品ではありませんので、
基本的にはどの商品を選んだとしても大きな違いはありません。

 

商品の違いとしては、上記のような汗を抑える事を主目的としているのか、
それとも雑菌を抑える事を主目的としているのかの違いくらいで、
あとは、上記のような成分の配合をいろいろ変えたり、
別の香りでマスキングする、といった付加価値をつけているくらいで、
その効用自体は、似たようなものです。

 

このようなデオドラント剤は、外出時に使う事が多いので、
その場所、用途に応じて、スプレー式、スティック式、パウダー式などの
機能面から選ぶ方がより重要といえるでしょう。
ID-10053205

デオドラント剤をたくさん使用するのは逆効果?

汗や臭いが気になる人で、複数のデオドラント剤を使っている人がいますが、
これは逆効果になってしまう事があります。

 

複数のデオドラント剤を使うという事は、
必然的にその使用回数も多くなる傾向にあります。

 

人間の皮膚は、外部から侵入してくる菌に対して、
バリアの役割を持っている常在菌という菌が住んでいます。

 

常在菌は人間にとっては必要な菌なのですが、
デオドラント剤をたくさん使ってしまうと、
この常在菌までも殺菌してしまう事になりかねません。

 

常在菌までなくしてしまい、全くの滅菌状態になってしまうと、
外部からより強い雑菌が皮膚に住み着きやすくなり、
それが元でより強い臭いを発生させてしまう事もあります。

 

そうなると、更に臭いが気になり、更にデオドラント剤を使ってしまう、
という悪循環になる危険性もあります。

 

デオドラント剤は、あくまでも一時的な効果しかないと認識して、
それに依存し過ぎないように注意しましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す