人間は一日中ずっと、さまざまな場面で汗をかいています。
スポーツをしている時にも汗をかきますし、
お風呂に入っている時も汗をかきますし、
仕事中には冷や汗や脂汗をかくでしょうし、
食事中も汗を書いています。
汗とは毎日付き合うことになるので、
できるだけ健康的な汗をかいていきたいものです。
健康的な汗をかくには生活習慣の改善、メンタル面の改善などが求められますが、
あなたが今現在かいている汗は健康的でしょうか?
ここでは、健康的な汗がどういうものなのか、今一度確認してみましょう。
肌の上ですぐに乾く
汗の一番の目的は、皮膚上に出てきて蒸発し、
気化熱によって体温を下げることにあります。
その目的を果たす為には、皮膚上に出たら、
さっと乾いて体温をすぐに下げてくれる汗が健康的な汗といえます。
限りなく水に近い成分
汗は血漿から作られますが、血漿にはタンパク質やミネラルが含まれており、
血漿をそのまま汗として放出してしまうと、貴重な成分までも失ってしまいます。
ですので、血漿の中から体に必要となる成分は血管に戻して、
ほとんど水の状態にしてから、汗を出しています。
このように必要な成分を血管に戻す働きがキチンと機能していることが必要です。
必要な時に適切な量をかく
体温が上がった時だけ、速やかに、必要な量を出して、
体温を調節してくれる汗が理想的です。
必要のない時にダラダラと無駄に出てきても意味はありません。
このような条件を満たした汗が、健康的な汗です。
また、健康的な汗は弱酸性に保たれており、
皮膚の雑菌を抑える働きもあり、それによって汗臭さも少なくなります。
そして、界面活性作用も強く、汗の粒が小さくなるので、
皮膚の上に散らばりやすく、なおさら蒸発しやすくなります。
あなたの汗は上記の条件を満たしていますか?
もし満たしていないなら、生活習慣やメンタルの改善が必要となります。